Would you like me to 〜

 水曜日の2限にJ大学の授業で,細江逸記氏の『英文法汎論(改訂新版)』(篠崎書林)を用いて,伝統文法について検討しています。『英文法汎論』は良質な例文が豊富で,文学作品から主に英文が取り上げられています。その時でてきた例文です。

 Would you like me to go and ask Diana if she wants anything?―Galsworthy

 Would you like me to 〜「〜しましょうか」という表現は口語でよく使われる表現だと先生はおっしゃっておられました。英米人にとって,Shall I 〜は押し付けがましく感じるそうです。日本語で考えると,Would you like me to 〜は直訳をすると,「私に〜してほしいですか」となるため,こちらの方が響きが悪く感じる気がしますが,英米人にはそうではないようなので,少し不思議に感じました。Shall I 〜を連発しないように注意しなくてはなりません。