TOEICの賢い利用法

 Web英語青年の2012年4月号に安井稔先生がTOEICに関する記事を書かれています。
 http://www.kenkyusha.co.jp/uploads/03_webeigo/sei-bk.html
安井先生にはお会いしたことはありませんが,『英文法総覧』(開拓社)などで有名な方です。記事は「TOEIC Testの点数と英語の実力の相関関係」について述べられています。詳しくは本文をご覧いただきたいのですが,簡単に述べると,以下の内容です。

TOEICの点数の高い人は,英語でコミュニケーションを円滑にできるか。答えは否です。英語でコミュニケーションができる人が,TOEICで高得点がとれるということはできても,逆は必ずしもいえるとはいえない。

 確かに,そうだと思います。では,TOEICで点数がとれなくても良いということでしょうか。そうではないと思います。それはただの逃げに過ぎないでしょう。学部時代に先生から「TOEICは満点を取ってから,いよいよ英語学習のスタートだ」と言われたことがあります。今,この記事を読んで,当時先生がおっしゃったことが蘇ってきました。それを胸に刻み,TOEICの勉強に励んでいきたいと思います。