第5回 英語教員の会

 昨日(10/08/11)は明治学院大学に於いて,英語教員の会が行われたので参加してきました。主に,明治学院大学英文学科卒業をした現職の英語教員を対象とした会でした。その中で,本学教授のCharles Browne先生,専修大学教授でありNHKの『基礎英語1』の講師である田邉先生が講演をしてくださいました。ここでは,田邉先生の講演についての感想を簡単に述べたいと思います。
 「英語教師の英語メインテナンス法」というタイトルで,主な内容は,多忙な英語教師がいかにして自身の英語力を磨いていくかということでした。その核となるのは,実生活の中で「日英の往復運動」を意識,すなわち「常時英心」の心構えを忘れないことです。気になった言葉は英語に直してみたり,頭中同時通訳をしてみたりすることで,inputとoutputを繰り返し,英語表現を内在化させていくことこそが,英語力向上につながっていきます。English as a Foreign Language(EFL)の環境下であっても,やり方次第でinputやoutputの場はたくさんあるものなのです。
 講演の中で先生がお話しされた,If you don't use it, you'll lose it.という言葉を刻み,今後英語教育に携わるものとして,英語学習に精進していきたいと思った,充実した一日となりました。
 最後になりましたが,ご多忙の中,講演をしてくださったCharles Browne先生,田邉先生,そして英語教員の会の関係者の皆様,ありがとうございました。